「装飾」の重要性
いよいよ第36回MOT美術館講座「装飾宣言」が始まりました。第一回目は多摩美術大学教授の鶴岡真弓先生。開場1時間前からお越しいただいた方も含め、熱気につつまれた会場に、鶴岡先生はすてきなトルクメニスタンの衣装で登場されました。
第一回にふさわしく「装飾」の語源にさかのぼっての定義から始まり、装飾が単に表面的な「加飾」ではなく、ネアンデルタール人から始まる人間の根源的な行動であり、シュタイナーの理論を紹介しながら、装飾自身が色彩など同様に人間の内的なものの表現要素であることなど、装飾の重要性を豊かな説得力を持って、語っていただきました。また、オランダの人気デザイナー、ヨリス・ラールマンを紹介するなど、現代美術との接点も考察していただきました。
まさに、知的刺激に満ちた講演に満場の拍手がおこりました。(AS)

