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ひとはどうしてイレズミをするのでしょうか

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 好評の第36回MOT美術館講座「装飾宣言」。18日(日)にお話をいただくのは、都留文科大学の山本芳美さん。イレズミを研究されている方です。

 人類は古代より、化粧を含めて、自分の躰に装飾を加えてきました。このことを文化人類学のことばでは、身体変工(しんたいへんこう)と言うそうです。少し前から、イレズミをしている外国のスポーツ選手をよく目にするようになりましたが、最近ではテレビのCMでタトゥーをした女性が映し出されたり、果てはタトゥーのシールが食玩としてつけられたりと日本でもタトゥーが急速に広がっているようです。これは単なるファッションなのでしょうか、それとも現代人の心情となにか関わりのある現象なのでしょうか。おそらくご講演のなかで明らかになってくるのではないかと楽しみにしています。
 河出書房新社から出されている『イレズミの世界』はさまざまな視点からイレズミの「世界」を浮き彫りにして、400ページ近い専門書にも関わらず一気に読めてしまうたいへんに興味深い本で、講演と併せてご一読をおすすめします。
 なお、山本さんは、この著書のなかで、タトゥーは消すことができないので慎重にと安易にタトゥーを入れる風潮には警鐘を鳴らされています。(AS)